2007年3月26日(月)01:30

ヘンシュ元欧州議会議長:「EU憲法反対国はEUを脱退すべき」

ベルリン(AP)

クラウス・ヘンシュ元欧州議会議長はEU憲法に反対する国々に対して、欧州連合を脱退するよう求めた。EUに新たな基盤を与えることに反対し、憲法の実質をともに担う意志のない国は、脱退を検討すべきである、と社会民主党所属のヘンシュ元議長は語った、と「ベルリーナー・ツァイトゥング」紙Berliner Zeitung は伝えている。

たとえばイギリス政府は憲法批准の国民投票を行う前に、問われているのは憲法条文にとどまらず、「イギリスがEUに留まるのか脱退するのか」という問題であることを国民に説明する必要がある。憲法条約の合意が成立しなければ、この問題が出て来よう、とヘンシュ元議長は述べた。

ベルリンEU首脳会議は日曜日、2009年までにEUの基盤を新たに改革することを決議している。

原題:Haensch: Gegner der Verfassung sollen die EU verlassen




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